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03Apr

ナタデウォッシュの原料・なた豆に注目!口臭予防だけじゃ勿体ない

Posted by ケイコ in なた豆に注目!

ナタデウオッシュが口臭を消すワケは、
原料に使われている「なた豆」のお陰なんです。
なた豆の持つ力を知ると、口臭予防だけに利用するのは、勿体なくなりますよ!

ナタデウォッシュの話からは逸れるようですが、
なた豆の力を知れば、ナタデウォッシュの価値もわかるので、
まず、なた豆のアレコレを、私が調べた範囲で、書いて行きます。

なた豆は、昔から「膿取り豆」と呼ばれ、
現代では民間療法として使われいますが、昔は医療で活用されていたのです。
古い文献には、なた豆のことが書かれている本がいくつもあり、
漢方を学ぶ人の間では超有名な「本草網目」の中にも、
なた豆が「腎」や「脾」の機能を高めることが書かれているそうです。

なた豆が効くという「腎」や「脾」の概念を大まかに説明すると、
「腎」は腎臓のみを指しているのではなく、生命力の源の意味を持ちます。
「脾」も脾臓のみを指すのではなく、気と血を生む消化吸収全体の働きを意味します。

私はペーパー鍼灸師なので(臨床経験がほとんどありませんが)、
「本草網目」といえば凄いことだけは知っていますし、
漢方薬の方は、畑違いなので、なた豆のことも知らなかったんですが、
東洋医学の概念は、素人さんよりわかっています。

なた豆が「腎」や「脾」の機能を高めるということは、
どちらも根源的な意味を持っているので、
すごい力があると言っているようなものなのです。

近年は、科学的にも、いろんなことがわかってきて、
カナバニンという成分が、有効成分の一つにあり、
これは、なた豆からはじめて抽出されたアミノ酸なんだそうですが、
優れた排膿作用と、抗炎症作用、また血液や体液の浄化作用や、血行促進作用が、
カナパニにあることが解明されています。

カナパニンは、歯周病や、蓄膿症、痔ろうなどに効果的です。
それらは絶えず膿を分泌している病気なので、
膿の生産を抑えて、排除もしてくれるカナパニンが、効果を発揮するのです。

中でも、歯周病に効果があるということは、
口臭の原因として歯周病は一番に上げられる位ですから、
なた豆の効能は、見逃せませんね!



ここから先は、口臭には関係のない話です。
なた豆の力を、知りたい方のみ、お読みください。
特に、糖尿病とか、腎臓病を考えている方には役に立つ情報です。

なた豆の有効成分には、コンカナバリンAというものもあります。
これはマウスの実験で、ガン細胞の増殖を抑える、抗腫瘍作用が報告されていて、
ガンの病巣ができる前に、壊していることがわかったそうです。

さらに、なた豆には、腎機能を活性化する働きがあります。
ウレアーゼが、多く含まれているからです!!
ウレアーゼとは、尿素を分解する働きのある酵素です。
これがしっかり働いていることが、腎臓を正常な状態にすると言えるので、
なた豆からウレアーゼを摂取することが、腎機能を改善すると考えられるのです。

もっぱら膿取り効果で知られているなた豆ですが、
そもそも、膿というのは、白血球などの死骸であり老廃物のひとつです。
その老廃物をろ過するのが腎臓ですから、
老廃物を取ってくれるなた豆は、腎臓を助けます。
そう考えれば、腎臓の機能を改善するのも、当然かもしれませんね。

実は、私は自身、腎臓病を心配しています。
だから、なた豆には、口臭予防もさることながら、大いに関心をもちました。
ごく初期の糖尿病と診断されてしまったからです。
初期とは言え、糖尿病になると、合併症が恐くなります。
三大合併症の1つに、糖尿病性腎症があるので、今から危惧しているのです。

余談になりますが、糖尿病性腎症になるメカニズムを調べました。
高血糖が悪さをして、腎臓の中にある糸球体の細小血管を硬化、狭くして、
十分に老廃物をろ過できない状態にしてしまうのです。

血糖をコントロールしていれば、恐ることもないそうですが、
もし腎症が進んでしまうと、その過程でタンパク尿が出たり、体にむくみが出たり、
高血圧を引き起こしたり、ついには尿が出にくくなり、
老廃物が体にたまって尿毒症になります。
そうなると、透析療法をしないと生きて行けません。

私は透析患者さんと、職業柄、何人も関わっているし、
糖尿病になってしまったこともあり、
つくづくと日頃から腎臓を大事にしたいと思うのです。

私の場合、糖尿病でも、まだ血糖値のコントロールまで行っていません。
ふだんの食事と、運動を、心がけることを指導されているだけですが、
血糖が正常値より多いのは確かで、腎臓に良くないことも確かなので、
なた豆のことを知ってから、なた豆茶も飲むようになったんですよ。

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